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 H29  救難強化巡視船合同訓練に巡視船ほろべつ潜水士が参加

  
転覆船に見立てたケージ                       ケージの外へ救出(オレンジ色のマスクを装着)


 第一管区海上保安本部は小樽、釧路海上保安部の巡視船による合同訓練を5月26日(金)に実施しました。
 この訓練は救難技術の向上と合同で救助作業を実施する際の連携・支援態勢の強化を目的に例年実施されているもので、当保安部所属の巡視船ほろべつと釧路海上保安部所属の巡視船えりもから計8名の潜水士が参加しました。
 訓練は小樽港第2ふ頭付近海域で転覆船に見立てたケージを海面に浮かべ、船内の空気だまりに取り残された人を救出する想定で行われました。
 海中での障害物としてハシゴや筒状のドラム缶をくぐり抜け、空気だまりに見立てたケージ内にたどり着き、要救助者に水中マスクと小型のボンベを着け、ケージの外に搬出する訓練などを行いました。
 参加した潜水士は、合同で訓練をする機会の少ない他の巡視船の潜水士との技術交流など行い、更なる技術向上に向けて、日々鍛錬する決意をあらたにしました。